こんにちは。【ミシンと一緒に楽しい毎日手芸】運営者の「ミシン男児」の次男「ミシン男次男」です。
ミシンを始めたばかりのころって、「まっすぐ縫うだけなら簡単そう」と思いません?私も最初はそう思っていたんですけど、実際にやってみると、縫い目が曲がる、角でガクッとなる、カーブがカクカクする、裏側の糸がぐちゃぐちゃになる……と、思った以上に「あれ?」の連続でした。
ここ、気になりますよね。
特にミシンのステッチのやり方は、言葉で見るとシンプルなんですが、手の置き方や視線の位置、糸調子、押さえの使い方がちょっとズレるだけで、仕上がりがかなり変わります。私もミシンを始めたばかりで分からないことだらけだったので、いろいろ調べたり、実際に端切れで試したりしながら「これは初心者でもやりやすいな」と思った方法をまとめてみました。
この記事では、ミシンのステッチのやり方を、まっすぐ縫い、カーブ、角、縫い目の種類、糸調子、糸絡み、目飛び、初心者向けの簡単作品まで、できるだけ分かりやすく紹介していきます。
難しく考えすぎなくても大丈夫です。ミシンは「条件を揃える」「試し縫いする」「少しずつ調整する」だけでも、かなり縫いやすくなりますよ。
ミシンのステッチのやり方は、まず準備が大事です
ミシンのステッチをきれいにするには、いきなり本番の布を縫い始めないことが大事かなと思います。
私が最初にやって失敗したのが、「とりあえず縫ってみよう」と本番布にそのまま針を落としたことです。すると、縫い始めから糸が絡んだり、縫い目がガタガタになったりして、かなり焦りました。
そこで分かったのが、ステッチのきれいさは腕だけではなく、縫う前の準備でかなり決まるということです。
私がチェックしているのは、針、糸かけ、ボビン、糸端、試し縫いです。針が曲がっていたり、古くなっていたりすると、縫い目が乱れやすくなります。上糸も、押さえを上げた状態で通し直すと、糸がきちんとテンションに入りやすいです。
あと、地味に大事なのが糸端です。上糸と下糸を10〜15cmくらい後ろに出しておくと、縫い始めの糸絡みが減りやすいです。私は最初これを知らなくて、裏側が鳥の巣みたいになってしまいました。
本番前には、同じ布の端切れで試し縫いをするのがおすすめです。同じミシンでも、布の厚みや糸の種類が変わると縫い目の出方が変わるので、「今日の正解」を先に見つけておく感じですね。
ミシンでまっすぐ縫うコツ
まっすぐ縫うときに、私が一番大事だと思ったのは「針を見すぎないこと」です。
最初のころ、私はずっと針先を見ていました。でも針って上下に動くので、そこを見ていると目線も手も細かく揺れて、結果的に布が少しずつ曲がってしまうんです。
まっすぐ縫いたいときは、針ではなく、押さえの端や針板のガイド線を見るのがおすすめです。布端をガイドに沿わせるようにすると、針は自然にまっすぐ進んでくれます。
手の置き方も大事です。布を前に押したり、後ろに引っ張ったりしないで、左右から軽く支えるくらいがちょうどいいです。布を進めるのはミシンの送り歯の仕事なので、私たちは布が左右に回転しないように添えるだけでOKです。
長い布を縫うときは、布が机から垂れ下がらないように広げておくと縫いやすいです。布の重みで引っ張られると、まっすぐ縫っているつもりでもズレやすいんですよ。
針板のガイドが見えにくいときは、マスキングテープを貼って簡単なガイドを作るのもおすすめです。布端をテープに沿わせるだけなので、初心者の私にはかなり助かりました。
まっすぐ縫いをサポートする道具としては、ミシン用のマグネット定規も便利です。たとえば楽天市場で探すなら、こちらのようなステッチ定規があります。
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ミシンのカーブ縫いは「止まる」のがコツです
カーブ縫いって、勢いで曲がろうとすると失敗しやすいです。私も最初は、車のカーブみたいにスーッと曲がればいいと思っていたんですが、ミシンの場合は少し違いました。
カーブをきれいに縫うコツは、こまめに止まることです。
基本は、針を布に刺した状態で止める、押さえを上げる、布の向きを少し変える、押さえを下げる、数針縫う、という流れです。きついカーブほど、この動きを細かく繰り返すときれいになりやすいです。
針が布に刺さった状態なら、布がズレにくいので安心です。逆に針が上がった状態で布を回すと、位置がズレてガタつきやすくなります。
カーブがカクカクする場合は、縫い目の長さを少し短めにすると扱いやすいです。私は端切れで試しながら、いつもより少し短いピッチにするとカーブがなめらかに見えました。
カーブ縫いでは、布を引っ張らないことも大事です。引っ張ると縫い目が波打ったり、布が伸びたりすることがあります。焦らず、止まって、整えて、また進む。この繰り返しで十分です。
ミシンの角の縫い方はピボットターンで覚える
角をきれいに縫うには、ピボットターンを覚えるとかなり楽になります。
やり方はシンプルです。角の曲がりたい位置まで縫ったら、針を布に刺したまま止めます。そのまま押さえを上げて、布を90度回します。そして押さえを下げて、また縫い始めます。
これだけなんですが、知っているかどうかで仕上がりがかなり変わります。
私が最初に失敗したのは、角の位置をなんとなくで曲がってしまったことです。すると、角がズレたり、縫い目が変な方向に曲がったりしました。慣れないうちは、角の曲がりたい位置にチャコペンなどで小さく印をつけておくと安心です。
角の手前ではスピードを落として、最後の1〜2針は手回しで進めるのもおすすめです。狙った位置に針を落としやすくなりますよ。
角をきれいに出すには、縫った後の処理も大事です。コースターやランチョンマットのように表に返す作品では、角の縫い代を少しカットして厚みを減らすと、角が出やすくなります。
そして、アイロンもかなり大事です。ミシンだけで形を作ろうとせず、縫った後にアイロンで整えると、完成度がグッと上がります。
ミシンの縫い目種類は、まず直線縫いとジグザグ縫いでOK
ミシンにはいろいろな縫い目がありますよね。最初に見たとき、私は「こんなに覚えないといけないの?」と思いました。
でも、初心者のうちは、まず直線縫いとジグザグ縫いができれば十分かなと思います。
直線縫いは、布を縫い合わせる基本の縫い目です。袋物、小物、ランチョンマット、コースターなど、いろいろな作品で使います。見える場所にステッチを入れるときは、少し縫い目を長めにすると、既製品っぽく見えることもあります。
ジグザグ縫いは、布端のほつれ止めや、少し伸びる素材を縫うときに使いやすいです。アップリケの縁取りにも使えます。
ただ、ジグザグ縫いは振り幅や縫い目の長さで見た目がかなり変わります。なので、いきなり本番ではなく、端切れで試すのがおすすめです。
縫い目の種類をたくさん覚えるより、まずは直線縫いとジグザグ縫いを安定して出せるようにする方が、作品作りでは役立つかなと思います。
ミシン押さえの使い方で縫いやすさが変わります
押さえ金って、最初はあまり意識しないかもしれません。でも、実際に縫ってみると、押さえの使い方で布の進み方や縫い目の安定感が変わります。
初心者のうちは、まず標準押さえをきちんと使えればOKです。大事なのは、押さえを下げてから縫うことです。
押さえが上がったまま縫ってしまうと、上糸にテンションがかかりにくくなって、裏側で糸が絡みやすくなります。私もこれを何度かやってしまって、「ミシンが壊れたかも」と焦りました。
でも原因は、押さえが上がっていただけだったんです。
ファスナーを付けるならファスナー押さえ、布端を一定幅で縫いたいならガイド付きの押さえ、滑りにくい素材ならテフロン押さえやローラー押さえなど、便利な押さえはたくさんあります。
ただ、最初から全部そろえなくても大丈夫です。作りたいものが決まってから、その作品に必要な押さえを少しずつ増やす方が、迷わなくていいかなと思います。
ジグザグ縫いや飾り縫いをするときは、押さえの穴に針が当たらないかも確認してください。最初の数針は手回しで確認すると安心ですよ。
ミシン糸調子の合わせ方は、いきなりダイヤルを回さない
糸調子って、初心者にはちょっと難しく感じますよね。私も最初は、縫い目が変になるたびに糸調子ダイヤルを回していました。
でも、あとから分かったのは、糸調子を触る前に確認することがあるということです。
まず、上糸を正しくかけ直す。次に、針を新しいものに替える。ボビンの向きやセットの仕方を確認する。そして端切れで試し縫いする。この順番で確認してから、必要なら糸調子を少しずつ調整するのがいいと思います。
裏側に上糸がループ状に出るときは、上糸が正しくテンションに入っていない可能性があります。表側が引きつるときは、上糸が強すぎる場合もあります。
ただし、ミシンは機種によって設定や操作が違います。正確な調整方法は、公式サイトや取扱説明書で確認するのが安心です。ブラザー公式サポートにも、糸調子の調節についての案内があります。
下糸調子のネジを触れるミシンもありますが、初心者のうちはあまり触らない方がいいかなと思います。少し動かしただけでも大きく変わることがあるので、不安な場合は説明書を確認するか、メーカーや購入店に相談するのが安心です。
ミシン糸が絡まる原因と直し方
ミシン糸が絡まると、かなり焦りますよね。裏側がモジャモジャになって、いわゆる鳥の巣みたいになることもあります。
私も最初は「壊したかも」と思ったんですが、多くの場合はミシン本体の故障ではなく、上糸のかけ方や縫い始めの糸端が原因でした。
糸が絡まったら、まず無理に引っ張らないことが大事です。力で引き抜こうとすると、針や釜まわりを傷めたり、布が破れたりすることがあります。
一度止めて、針を上げて、絡んだ糸を切ります。そして上糸と下糸を外し、釜まわりに糸くずがないか確認します。そのあと、押さえを上げた状態で上糸を最初からかけ直します。
ボビンの向きも確認して、上糸と下糸の糸端を後ろに流してから、最初の2〜3針をゆっくり縫うと絡みにくくなります。
糸端を軽く押さえて縫い始めるだけでも、かなり変わりますよ。
ミシンの縫い目が飛ぶときの対処
縫い目が飛ぶと、見た目も悪いですし、強度も心配になりますよね。
目飛びが起きたとき、私がまず見るのは針です。針は消耗品なので、見た目では分かりにくくても、先が丸くなっていたり、少し曲がっていたりすることがあります。
まずは新しい針に替えてみるのがおすすめです。
厚い布を縫っているのに細い針を使っていると、針がしなって目飛びしやすくなることがあります。ニットのような伸びる素材では、普通針よりニット用の針の方が合う場合もあります。
次に、上糸をかけ直して、糸調子が極端に強すぎたり弱すぎたりしていないか確認します。厚い段差で目飛びする場合は、押さえが傾いて布が浮いていることもあります。
その場合は、当て布を使って押さえを水平にしたり、手回しでゆっくり進めたりすると縫いやすくなります。
カンッという音がしたり、急に針の動きが重くなったりしたら、すぐ止めてください。無理に踏み続けると針が折れることがあります。
針交換、糸かけ直し、ボビン確認、釜まわりの掃除をしても改善しない場合は、ミシン本体側の調整が必要なこともあります。そのときは無理に分解せず、メーカーや修理店に相談した方が安心です。
初心者がステッチ練習するなら小物作りがおすすめ
ミシンのステッチを練習するなら、ただ布を縫うだけより、小さな作品を作る方が楽しいかなと思います。
私のおすすめは、コースター、ポケットティッシュケース、ランチョンマット、巾着です。
コースターは、まっすぐ縫いと角の練習にぴったりです。ポケットティッシュケースは短い直線が多いので、ガイドを見る練習になります。ランチョンマットは長い直線を縫う練習になりますし、巾着は完成したときの達成感があります。
初心者向けの小物でも、アイロンをしっかり使うと仕上がりがかなり変わります。折り目を先に作っておくと、縫うラインが分かりやすくなって、失敗も減りやすいです。
作品を作る前には、やっぱり端切れで試し縫いをしておくのがおすすめです。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、ここをやるだけで本番の失敗がかなり減ります。
ミシンのステッチのやり方は、少しずつ慣れれば大丈夫です
ミシンのステッチのやり方は、最初から完璧にできなくても大丈夫です。
私も最初は、まっすぐ縫えないし、糸は絡まるし、角は丸くなるしで、何度も手が止まりました。でも、針を確認する、上糸をかけ直す、糸端を長めに出す、試し縫いをする、ガイドを見る。このあたりを意識するだけで、少しずつ安定してきました。
ミシンは、勢いだけで進めるよりも、条件を揃えて、ゆっくり確認して、小さく調整する方がうまくいきやすいです。
まっすぐ縫いはガイドを見る。カーブは止まりながら回す。角は針を刺したまま布を回す。糸調子は、いきなり触らずに糸かけや針から確認する。糸が絡んだら無理に引っ張らず、落ち着いてやり直す。
この流れを覚えておくだけでも、かなり気持ちが楽になるかなと思います。
あなたも、まずは端切れや小さな作品からで大丈夫です。焦らず、少しずつ、気持ちよく縫える感覚を増やしていきましょう。

