ミシン三つ折り押さえ自作と代用のコツ

次男の体験談

こんにちは。【ミシンと一緒に楽しい毎日手芸】運営者の「ミシン男児」の次男「ミシン男次男」です。

ミシンを始めたばかりだと、「三つ折り押さえって自作できるの?」「三つ巻き押さえとロールドヘムって何が違うの?」「ヘマーとかラッパとか、名前が多すぎてよく分からない…」ってなりませんか。

ここ、気になりますよね。

私も最初は、三つ折り押さえを見て「このクルッとした部分、何となく自作できそうじゃない?」と思ったんです。でも調べていくと、3mm・4mm・6mmのサイズ選び、低シャンクと高シャンクの違い、針位置のズレ、安全面など、思ったより確認することが多くてびっくりしました。

この記事では、ミシン初心者の私がいろいろ調べたり、ハギレで試したりしながら分かった「三つ折り押さえの自作・代用の考え方」を、できるだけラフにまとめていきます。

いきなり金属加工に挑戦するより、まずは仕組みを知って、押さえなしで代用して、必要なら簡単なガイドを作る。この順番のほうが失敗しにくいかなと思いますよ。

三つ折り押さえを探している場合は、楽天でもいろいろ見つかります。たとえばこちらから探せます。

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ミシンの三つ折り押さえを自作する前に知っておきたいこと

まず大事なのは、「自作すること」がゴールではなく、「布端をきれいに三つ折りして縫える状態にすること」がゴールだということです。

三つ折り押さえは、布端を細く巻き込みながら縫うための押さえ金です。三つ巻き押さえ、三つ折り押さえ、ロールドヘム押さえなど、呼び方はいろいろありますが、ざっくり言えば「布端を細く折って、ほつれにくくきれいに始末するための道具」ですね。

ロールドヘムは、布端をクルッと巻き込んで細く縫い留める処理のことです。押さえ金の前についている渦みたいなガイドに布端が入ることで、布が自然に二回折られて、針の前に出てくる仕組みです。

JUKIの公式ページでも、三つ巻き押えについて「渦状のガイドが生地端を巻き込みながら細幅の三つ折りをつくる」と説明されています。公式情報も確認したい場合はこちらが参考になります。

JUKI公式:家庭用ミシンアクセサリー 三つ巻き押え

こういう公式ページを見ると、「あ、押さえ金って布を押さえるだけじゃなくて、折り目を作る型みたいな役割もあるんだ」と分かってきます。

三つ巻き押さえとロールドヘムの違い

私が最初につまずいたのが、三つ巻き押さえとロールドヘムの違いです。

名前が違うと、まったく別の道具みたいに感じますよね。でも初心者目線で考えるなら、そこまで難しく分けなくても大丈夫かなと思います。

三つ巻き押さえは、布端を巻き込みながら細い三つ折りを作って縫うための押さえ金です。ロールドヘムは、その細く巻いた裾始末のことを指すことが多いです。

つまり、ざっくり言うと「三つ巻き押さえは道具」「ロールドヘムは仕上がりや縫い方」というイメージです。

実際に使うときは、押さえの入口に布端をうまく入れるのが一番のポイントになります。ここで布が逃げたり、折りが崩れたりすると、縫い目が端から落ちたり、途中でグチャッとなったりします。

私も最初は、布を押さえに入れたつもりなのに、気づいたらただ布端の上をステッチしているだけになっていました。これ、初心者あるあるかもです。

ヘマー・バインダー・ラッパって何が違うの?

三つ折り押さえを自作しようと調べていると、ヘマー、バインダー、ラッパという言葉も出てきます。

これも最初はややこしいです。

ヘマーは、裾を細く折って縫うためのアタッチメントとして使われることが多いです。三つ巻き押さえやロールドヘムに近い考え方ですね。

バインダーは、バイアステープなどで布端を包みながら縫うための道具です。ラッパも、布やテープを一定の形に折りながら針の前へ送るガイドのようなものです。

つまり、どれも「入口で布やテープを整えて、出口で針の前に出す」という発想は似ています。

自作を考えるなら、この「入口で折り始めて、出口で形を保つ」という仕組みだけ押さえておけばOKです。逆にここがズレると、見た目はそれっぽく作れても、実際には全然縫えないことがあります。

私としては、いきなり金属でラッパを作るより、まずは紙や厚紙で形を試すほうが安心かなと思います。

3mm・4mm・6mmのサイズ選びはどうする?

三つ折り押さえには、3mm、4mm、6mmなどのサイズがあります。

これ、仕上がり幅の違いだけだと思っていたんですが、実際は難易度にもかなり関係します。

3mmは細くてきれいに見えやすいですが、そのぶん布端を入れるのがシビアです。薄いハンカチやスカーフみたいなものには合いやすいですが、初心者が最初から挑戦すると、ちょっと難しいかもしれません。

4mmは、3mmより少し扱いやすい印象です。ブロードや薄手の綿生地なら、練習しやすいかなと思います。

6mmは、見た目は少し太めになりますが、初心者にはかなり扱いやすいです。自作や代用を考えるなら、まずは6mmくらいの広めの幅で感覚をつかむのがおすすめです。

私も「細いほうがプロっぽい!」と思って3mmに行きたくなったんですが、最初は広めで成功体験を作ったほうが気持ちがラクでした。

三つ折りの幅をそろえる練習をしたい場合は、厚紙を使って折り目を作る方法も便利です。詳しくはこちらの記事も参考になります。

ミシン三つ折り厚紙で失敗しないコツ

ローシャンク・高シャンクの確認はかなり大事

三つ折り押さえを買ったり、自作したりするときに絶対に確認したいのが、ミシンとの互換性です。

特にローシャンク、低シャンク、高シャンクあたりは要注意です。

押さえ金の高さや取り付け位置が合っていないと、そもそも取り付けられなかったり、針が押さえ金に当たったりすることがあります。これは本当に危ないです。

私が必ずやるようにしているのは、取り付けたあとにいきなりフットコントローラーを踏まないことです。まず電源を切った状態で、はずみ車を手でゆっくり回して、針が押さえ金や針板に当たらないか確認します。

針が少しでも当たりそうなら、そのまま縫うのはやめたほうがいいです。針が折れたり、押さえ金が傷ついたり、ミシン本体に負担がかかる可能性があります。

「付いたから大丈夫」ではなく、「針が安全に落ちるか」まで見るのが大事ですね。

三つ巻押さえなしでも三つ折りはできる

三つ折り押さえがないと、三つ折り縫いができないと思いがちですが、そんなことはありません。

押さえ金がなくても、アイロンで二回折ってから縫えば、普通の押さえでも三つ折りはできます。

私がよくやるのは、まず布端を0.5cmくらい折ってアイロンをかけ、さらにもう一度折ってアイロンをかける方法です。いきなり細くしすぎると難しいので、最初は少し広めに折ると安定します。

さらに、布端から少し内側に捨てミシンを入れておくと、その縫い目が折り線の目安になります。これがあるだけで、折り幅がブレにくくなりますよ。

縫っているときは、針先ばかり見るより、折り線を見るほうが安定しやすいです。布を引っ張らず、手は軽く添えるだけ。これが意外と大事です。

縫い始めがぐちゃぐちゃになりやすい人は、こちらの記事も参考になります。

ミシン縫い始めがぐちゃぐちゃ?原因と直し方

コーヒー缶でラッパを自作するなら慎重に

三つ折り押さえの自作でよく出てくるのが、コーヒー缶などの薄い金属板を使ってラッパのようなガイドを作る方法です。

考え方としては、薄い金属板を曲げて、布端が自然に折れる入口を作るというものです。たしかに仕組みだけ見ると、自作できそうに感じます。

ただ、私はいきなり金属で作るのはおすすめしにくいかなと思います。

理由は、切り口が鋭くなりやすいからです。指を切る危険もありますし、バリが残っていると布を傷つけることもあります。さらに固定が甘いと、縫っている途中でズレて針に当たる可能性もあります。

やるなら、まず紙や厚紙で形を作って、布がうまく入るか試すのが安心です。入口は広め、出口は少し狭めにすると、布端が折れた状態を保ちやすいです。

紙モデルでうまくいってから、必要なら金属で試す。この順番のほうが安全です。

金属を使う場合は、切断面をヤスリでしっかりならして、切りくずがミシン内部に入らないように掃除もしてくださいね。保護メガネや手袋もあったほうが安心です。

針位置のズレは自作で一番こわいポイント

自作や他社品の流用で一番こわいのが、針位置のズレです。

押さえやガイドの出口と、ミシンの針が落ちる位置がズレていると、きれいに縫えません。場合によっては、針がガイドや押さえ金に当たることもあります。

ここ、かなり大事です。

調整の考え方としては、まずミシン側に針位置調整機能があるなら、それで合わせるのが安全です。次に、スペーサーのようなもので少し位置を寄せる方法があります。削る改造は、元に戻せないので最後の手段かなと思います。

私は初心者なので、削る改造はかなり慎重派です。削ってしまうと戻せませんし、少しのズレで使いにくくなることもあります。

まずは手回しで針落ちを確認して、ハギレで試し縫い。それで無理があるなら、無理に進めないほうがいいです。

上糸や糸通しが不安な場合は、基本に戻ってこちらも見ておくと安心です。

ミシンの上糸の向きと糸通し完全ガイド

縫い始めは斜めカットが効く

三つ折り押さえや自作ガイドで縫うとき、縫い始めはかなり重要です。

入口に布端がうまく入らないと、最初から折りが崩れます。そこで使いやすいのが、布端の角を斜めにカットする方法です。

布端の角を少し落としておくと、押さえやガイドの入口にスッと入りやすくなります。さらに、最初の2〜3cmだけ指やアイロンで軽く二回折りしてクセをつけておくと、スタートが安定しやすいです。

縫い始めは、いきなりスピードを出さずに、最初の2〜3針をゆっくり進めます。上糸と下糸の糸端を後ろに流して、軽く押さえておくと、糸が絡みにくくなりますよ。

ここで無理に布を引っ張ると、針が曲がったり、折りが崩れたりしやすいです。あくまで手は添えるだけ。布送りはミシンに任せる感じです。

角は45度カット、曲線は低速でゆっくり

三つ折りで難しいのが、角と曲線です。

角は布が重なって厚くなりやすいので、事前に45度で少しカットしておくと収まりやすいです。角の手前で針を下ろして止め、押さえを上げて布を整えてから再スタートすると、仕上がりがかなり変わります。

曲線は、一気に縫おうとしないのがコツです。低速で、短い距離ごとに布の向きを整えながら進めます。カーブのところで布を強く引っ張ると、目飛びや針曲がりの原因になるので注意です。

まっすぐ縫う感覚やステッチの基本を見直したい場合は、こちらの記事も参考になります。

ミシンのステッチのやり方完全ガイド

ミシンの三つ折り押さえ自作まとめ

ミシンの三つ折り押さえを自作したいときは、いきなり金属加工に入るより、まず仕組みを理解するのが大事だなと思いました。

三つ巻き押さえやロールドヘムは、布端を細く巻き込んで縫うための考え方です。ヘマー、バインダー、ラッパも、布やテープを一定の形に折って針の前に送るという意味では近い存在です。

サイズは、3mmが細くてきれいに見えやすいですが、初心者には少し難しめです。最初は4mmや6mmくらいから試すと、成功しやすいかなと思います。

押さえなしでも、アイロンで二回折りしてから縫えば三つ折りはできます。むしろ初心者のうちは、まず押さえなしで「三つ折りってどこが難しいのか」を体験しておくと、自作や代用のコツもつかみやすいです。

自作するなら、まず紙や厚紙でガイドを作って試す。金属を使うなら、切り口の処理と固定、安全確認をしっかりする。針位置やシャンクの互換性も必ず確認する。

この順番なら、無理なく進めやすいかなと思います。

ミシンを始めたばかりだと、押さえ金ひとつでも分からないことだらけですよね。でも、少しずつ仕組みが分かってくると、「あ、これは布をこう折るための道具なんだ」と見え方が変わってきます。

あなたも、まずはハギレでゆっくり試してみてください。完璧な仕上がりをいきなり目指さなくて大丈夫です。ほつれにくく縫えたら、まずは合格でいいと思いますよ。

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