こんにちは。ミシンと一緒に楽しい毎日手芸ミシン男児 運営者の「ミシン男児」です。
ジグザグミシンのやり方って、最初はちょっと不安になりますよね。ジグザグミシンの使い方やジグザグミシンの縫い方はもちろん、ジグザグミシンの設定、ジグザグミシンのコツ、ジグザグミシンがうまくいかない・縫えないときの対処、ジグザグミシンの糸調子、ジグザグミシンの表裏、ジグザグミシンはどっちが上なのか…このへん、まとめてスッキリさせましょう。
この記事では、家庭用ミシンで「布端がほつれない」「伸びる布でも切れにくい」ジグザグ縫いを、あなたが再現できる形に落とし込みます。読み終わるころには、迷いが減って、試し縫いから本番までスムーズにいけるはずですよ。
- ジグザグ縫いの基本手順と準備
- 設定の目安ときれいに縫うポイント
- 表裏の見え方とどっちが上の判断
- うまくいかない・縫えない時の直し方
ジグザグミシンのやり方基礎
まずは「失敗しにくい型」を作ります。押さえ・設定・布の置き方を押さえるだけで、ジグザグは一気に安定しますよ。ここ、気になりますよね。
ジグザグミシンの使い方概要
ジグザグ縫いは、ミシン針が左右に振れながら縫い進むステッチです。直線縫いが「上下にまっすぐ」で縫い目が一直線なのに対して、ジグザグは「左右に振れて点が散る」ので、縫い目にゆとり(伸びしろ)が生まれます。これが、ニットや伸縮素材で糸が切れにくい理由なんですよ。
そしてもう一つ、初心者さんが助かるのが布端のほつれ止め。布端ギリギリまで糸がかかるので、裁断したままの端でも糸がほどけにくくなります(もちろん万能ではないので、強いほつれが出る布は別の処理も検討してくださいね)。ロックミシンがなくても、家庭用ミシンのジグザグで「それっぽく」端処理できるのは強いです。
ジグザグが活躍する場面
- 布端処理:縫い代の端をかがってほつれを抑える
- 伸びる布の縫製:ニット・カットソーの補助縫い、ゴム付けなど
- ワッペン・アップリケ:細かいジグザグ(サテン系)で縁を囲む
- ボタンホール:細かいジグザグを組み合わせた構造が多い
- 補強:カン止め風に短距離で密に入れて強度アップ
- 飾りステッチ:幅と長さで表情が変わるので装飾にも使える
ジグザグが安定しない原因の多くは「押さえの選択」と「布端の位置」です。ここを先に決めると、あとは微調整で済みます。
押さえ金の基本:ジグザグ押さえがスタート地点
基本は「ジグザグ押さえ(多くの機種で標準の幅広押さえ)」を使います。直線縫い専用の押さえは針穴が狭いことがあり、針が左右に振れたときに当たって折れるリスクが上がります。ここはケチらず、まず押さえを正しいものにするのが一番の近道です。
あと、地味だけど効くのが手回しで当たり確認。電源を切った状態で、はずみ車をゆっくり回して針が左右に振れても押さえ・針板に当たらないか確認します。これだけで針折れ事故がかなり減りますよ。
ジグザグ縫いは、直線縫いよりも「針の可動域が広い」ぶん、ちょっとしたズレや押さえ違いでトラブルが出やすいです。逆に言うと、最初に型を作れば、その後は気楽になります。
機種ごとの操作や名称は差があるので、正確な情報は取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ジグザグミシンの縫い方手順
私が初心者さんにいつも伝えるのは、「いきなり本番に行かない」ってことです。ジグザグは設定の幅が広いので、まずは余り布で“今日の正解”を作るのが近道ですよ。あなたも「これで合ってる?」って不安になると思うんですが、試し縫いで一気に落ち着きます。
準備:縫う前にここだけは整える
- 上糸・下糸を正しくセットして、糸端は10〜15cmくらい出して後ろへ流す(一般的な目安)
- 針は布に合う種類・太さにする(薄手に太針だと穴が目立つことも)
- 押さえはジグザグ対応のものにして、針位置が当たらないか手回しで確認
- ステッチはジグザグを選び、幅と長さを仮で決める
安全のため、押さえ交換・針交換・針位置の確認は、電源オフ(コンセントを抜けるならそれが安心)で行うのがおすすめです。針折れは思った以上に危ないので、最初の“手回し当たり確認”はサボらないでください。
手順:布端処理のジグザグ(いちばん使うやつ)
ここでは「布端のほつれ止め」を例に、いちばん再現しやすい手順でいきます。
- 余り布で試し縫い:同じ布(できれば同じ枚数)を用意して、設定を決める
- 布の置き位置を決める:布端から約1mm内側にジグザグが乗るようにセットする
- 最初は低速:2〜3針は手回しでもOK、針の左右振りと布端の位置を確認
- 布は引っ張らない:両手は添えるだけで、送り歯に進ませる
- 縫い終わりは止める:必要に応じて返し縫い、または糸端を少し長めに残す
薄手で噛む・ぐちゃるの回避策
縫い始めは、布端ギリギリからスタートすると噛みやすいです。薄手ほど「数mm〜1cm内側から開始して、あとで切る」ほうが安定します。もう一つ効くのが、当て布(捨て布)。縫い始めに端切れを重ねて一緒に縫い、安定して送られたら本体だけで進みます。これ、地味に効きますよ。
縫い始めの安定は「内側から開始」か「当て布」か「手回し数針」でだいたい解決します。薄手は特にここが勝負です。
縫い始めがぐちゃぐちゃになりがちなあなたは、縫い始めの型をまとめた記事も役立つと思います。ミシン縫い始めがぐちゃぐちゃ?原因と直し方
カーブや角をきれいに縫うコツ
ジグザグは直線より抵抗が出やすいので、カーブや角は雑に踏むと歪みます。おすすめは「針を刺したまま止める」作戦。針が布に刺さった状態で停止して、押さえを上げて布を回して方向を変えます。角なら、角の手前で止めて回すだけで、見た目がぐっと良くなります。
機種ごとの操作は差があるため、正確な情報は取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ジグザグミシンの設定目安
ジグザグの設定は主に「縫い幅(振り幅)」と「縫い目の長さ(ピッチ)」です。ここは機種で表記や上限が違うので、最終的には取扱説明書が正解になります。とはいえ、目安がないと迷子になりがちなので、私がよく使う「スタート位置」を具体的に置いておきます。
大事なのは、数値を覚えることより試し縫いで“形”を見ること。幅が広いほど左右の振れが大きくなり、長さが短いほど縫い目が詰まります。つまり、見た目の変化はこの2つでほぼ説明できます。
目的別:最初のたたき台(一般的な目安)
| 目的 | 縫い幅の目安 | 縫い目の長さの目安 | 向いている布 | 失敗しやすい点 |
|---|---|---|---|---|
| 布端のほつれ止め | 3〜4mm | 2〜3mm | 布帛全般 | 端が外れすぎると丸まりやすい |
| ニット補助縫い | 1〜2mm | 2〜3mm | カットソー | 伸ばしながら縫うと波打つ |
| ワッペン縁取り(サテン系) | 狭め〜中 | かなり短め | フェルト・綿 | 布が寄るので低速必須 |
| ゴム付け | 中 | 中 | 伸縮素材 | ゴムを引っ張りすぎると歪む |
設定に迷ったら:決める順番はこれ
私がやってる順番はシンプルです。
- まず縫い幅を決める(布端処理なら3〜4mmから)
- 次に縫い目の長さで詰まり具合を調整する(2〜3mmから)
- 布が寄るなら、長さを少し長くする or 幅を少し狭くする
- ほつれが心配なら、長さを少し短くして密度を上げる
薄手で布端が丸まるなら、「幅を広げすぎない」「糸調子を少し弱める」「三点ジグザグがあるなら試す」の順で調整すると迷いにくいです。三点ジグザグは針落ちが分散されるので、薄い布の引きつれが軽くなることがあります。
権威性の裏付けとして:幅・長さ調整はメーカー公式の説明が確実
「縫い幅や縫い目の長さって、何をどう変えるの?」という部分は、メーカー公式の解説が一番ズレが少ないです。たとえばブラザー公式サポートでも、ボタン操作で幅・長さが変わることが説明されています。(出典:ブラザー公式サポート『How do I adjust a stitch width or length?』)
数値はあくまで一般的な目安で、生地・糸・針・ミシンの個体差で変わります。正確な情報は取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ジグザグミシンの表裏の見方
ジグザグは、表と裏で見え方が違います。基本的には、上糸側(あなたが見て縫っている側)のほうが整って見えやすいです。とはいえ「裏がちょっと汚い気がする」「表はまあまあだけど裏がモサモサ」みたいな悩み、出ますよね。
表裏の“正常”をざっくり知る
完全に同じ見え方にはなりにくいですが、目安としてはこんな感じです。
- 表:ジグザグの山と谷がスッと見えて、糸が均一
- 裏:表より少し表情が違ってもOK、でもループが大きく暴れてない
見分け方のコツはシンプルで、「片側だけ糸がループっぽい」「片側だけ線がガタつく」なら、糸調子か糸掛けが噛み合っていない可能性が高いです。
ジグザグの表裏チェックは、必ず試し縫いの布でやってください。本番布でいきなり調整すると、ほどく手間が増えてしんどいです。
表裏が汚いときのチェック順(いきなり糸調子を回さない)
裏側が汚いときに、いきなり糸調子ダイヤルを大きく回すのはおすすめしません。まずは“ミシンが正しく糸を扱える状態”に戻します。私はだいたいこの順番です。
- 上糸をかけ直す(押さえ金を上げてからかけるのが大事)
- ボビンの向きと糸の通り道を確認する
- 針が曲がってないか確認し、怪しければ交換する
- 釜周りの糸くずを軽く掃除する
- それでもダメなら、少しだけ糸調子を動かして試し縫い
よくある勘違い:裏が少し荒い=即NGではない
作品として表面しか見えない場所なら、裏が「少しだけ」荒いのは許容できるケースもあります。もちろん理想は両面きれいなんですが、初心者のうちは“機能が満たせているか”を優先すると気持ちがラクになりますよ。
機種ごとの糸調子の基準や「標準値」は差があります。正確な情報は取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ジグザグミシンどっちが上
「どっちが上?」は、作品の“表にしたい面”をどっちに向けるか問題ですよね。結論としては、仕上がりをきれいに見せたい面を上(上糸側)にするのが基本です。ここ、悩みがちなんですが、ルールを決めちゃうと楽です。
基本ルール:見せたい面を上に
ミシンは、上糸側の縫い目が整って見えやすい構造になっています。だから、表にしたい面=上にして縫うのが基本。たとえばワッペン付けなら、ワッペンの縁をきれいに見せたいので、ワッペン側を上にして縫うことが多いです。
例:ケース別の「上」を決める
- 表に見える縫い目を優先したい → 表を上に
- ガイド線を見ながら縫いたい → 見たい面を上に
- 生地が滑ってズレる → 滑りやすい素材を下にして送り歯に任せる
ズレるときの対策:上下の素材差が原因かも
布同士の滑りが違うと、上の布だけ先に進んだり遅れたりします。これ、ジグザグだと抵抗が増えるので起きやすいんですよ。対策は「速度を落とす」「押さえ圧を下げる(できる機種のみ)」「クリップやしつけで固定」をまず試すのが安全です。
迷ったら「仕上げたい面を上」。それでもズレるなら「滑る素材を下」「速度を落とす」「固定を増やす」の順でいきましょう。
布の種類や厚みで最適解は変わります。正確な情報は取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

失敗しないジグザグミシンのやり方
ここからは「あるある失敗」を潰していきます。コツを知っておけば、ジグザグは怖くなくなります。うまくいかない時ほど、順番どおりに戻すのが勝ちですよ。
ジグザグミシンのコツ5選
ジグザグがきれいに出る人は、だいたい“地味な基本”が揃っています。私が現場で効くと思っているコツを5つに絞ります。どれも派手じゃないけど、効き方が大きいです。
コツ1:押さえはジグザグ対応(これが土台)
まずここ。直線押さえでジグザグをやろうとすると、針が当たって折れるリスクが上がります。怖いし、針が折れたら作業が止まるので、最初に正しい押さえにしましょう。
コツ2:最初は低速、手回し数針で当たり確認
いきなりスピードを上げると、ズレたときに取り返しがつきにくいです。最初は低速で、2〜3針は手回しでもいいです。「布端の位置」「針の左右振り」「糸が絡んでないか」を見てから踏むと、トラブルが激減します。
コツ3:布端はギリギリにしない
布端処理のジグザグで多い失敗が「外れすぎ」。外れすぎると糸が端を巻き込み、布端が丸まったり、波打ったりしやすいです。目安は布端から約1mm内側。この「ほんの少し内側」が、安定の鍵です。
コツ4:布を引っ張らない(送り歯に任せる)
ジグザグは抵抗が出やすいので、つい布を引っ張りたくなります。でも引っ張ると、縫い目が詰まったり、布が伸びたり、裏で糸が暴れたりします。両手は「添える」だけ。進む力は送り歯に任せる。ここ、最初は難しいけど慣れると一気に上達します。
コツ5:本番前に余り布で「今日の正解」を作る
同じ生地でも、季節や湿度、糸の種類、針の状態で縫い味が変わることがあります。だから私は、毎回「余り布で試し縫い → 設定を決める」を習慣にしています。これ、遠回りに見えて一番早いです。
カーブや角は、針が布に刺さった状態で止めて、押さえを上げて布を回すときれいに曲がれます。焦って連続で踏むと、だいたい歪みます。
コツのまとめ
- 正しい押さえ+当たり確認で、針折れと事故を防ぐ
- 布端は1mm内側、布は引っ張らない
- 試し縫いで設定を決めてから本番へ
機種ごとの操作は差があるため、正確な情報は取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ジグザグミシンがうまくいかない原因
「うまくいかない」の正体は、だいたい次のどれかです。原因を言語化できると、直し方が一気にラクになります。ここ、あなたも「何が悪いのかわからない」ってなりがちですよね。
原因は大きく3カテゴリに分かれる
- 糸の問題:上糸のかけ方、ボビンの向き、糸の種類や太さ
- 針・押さえの問題:針の曲がり、針の種類、押さえの選択ミス
- 布・縫い方の問題:薄手で引きつれ、布を引っ張る、速度が速すぎる
よくある原因リスト(これ、ほぼ定番です)
- 上糸が正しくかかっていない(天びんに掛かっていない、ガイドを飛ばしているなど)
- 下糸(ボビン)の向き・溝・セットがズレている
- 押さえが合っていない、針位置が当たりそう
- 薄手で布端が引きつれ、丸まりやすい
- 生地に対して針・糸が合っていない
「さっきまで縫えてたのに急にダメ」問題
これ、めちゃくちゃ多いです。原因は「上糸がどこかで外れた」「糸が引っかかった」「ボビンが微妙に浮いた」「針が曲がった」あたりが定番。ここで部分的にいじるより、上糸・下糸をいったん外して最初からやり直すほうが早いことが多いです。時間をかけて沼るより、リセットが正解になりやすいです。
無理に踏み続けると、糸が釜の中で団子になって、余計に状況が悪化することがあります。違和感が出たら、いったん止めるのが安全です。
原因の切り分け:試し縫いで「一つずつ」変える
原因を特定するときは、一気に全部変えないのがコツです。たとえば「幅も長さも糸調子も変えた」だと、何が効いたかわからなくなります。試し縫いを使って、一回に一つだけ変える。これだけで、上達スピードが変わりますよ。
正確な情報は取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ジグザグミシンが縫えない時の対処
縫えないときは、焦って連打しないでください。針だけ刺さって布に穴が増えると、補修が大変になります。あなたのミシンと作品を守るためにも、ここは落ち着きましょう。
縫えないときの鉄則は「一回止める」です。無理に回すと糸が内部で噛んで、症状が増えることがあります。
対処は“上から順番”がいちばん早い
私は次の順番で潰します。上ほど「あるある」で、直る確率が高いです。
- 押さえ金が下がっているか(上がったままだと糸調子が乗りにくい)
- 上糸をかけ直す(押さえ金を上げた状態でかける)
- ボビンの向きと糸の通り道を確認する
- 針を新品に交換する(曲がりは見落としがち)
- 釜周りの糸くずを掃除する(糸絡みの原因になる)
「針が動くのに縫い目ができない」場合
この場合、下糸が拾えていない可能性が高いです。ボビンのセット、上糸のかけ方、針の向き(表裏)を重点的に見てください。針の向きが逆だと、いくら踏んでも調子が出ません。
それでも下糸が拾えない・縫い目ができないときは、下糸がすくえない症状のチェックリストが役立つはずです。ミシン下糸がすくえない直し方
異音・重い・詰まって動かないときは無理しない
異音がする、はずみ車が重い、糸が噛んで動かないなどの症状がある場合は、無理に分解せず使用を止めるのが安全です。内部の噛み込みは、力任せにやると悪化することがあります。正確な対応は取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
「縫えない」は、だいたい“糸のかけ直し+針交換”で直ることが多いです。まずはここから。沼らないコツですよ。
ジグザグミシンの糸調子調整
糸調子は、ジグザグの見た目に直結します。ただ、いきなり大きく動かすと沼りやすいので、私は「戻してから微調整」を基本にしています。あなたも「どっちに回すのが正解?」って迷うと思うんですが、順番さえ守れば大丈夫です。
まずは“調整”ではなく“復旧”
糸調子をいじる前に、上糸のかけ直しとボビン確認をして“正しい状態”に戻してください。ここを飛ばすと、いくら調整しても迷子になります。
- 押さえ金を上げて上糸をかけ直す(糸がテンション皿に入りやすい)
- ボビンの向きと糸の通り道を確認する
- 針が曲がっていないか・針の向きが合っているか確認する
調整のやり方:1〜2目盛りずつ、試し縫いで確認
復旧できたら、試し縫いをしながら、糸調子ダイヤルは1〜2目盛りずつ動かすのが無難です(一般的な進め方の目安)。一気に大きく回すと、戻れなくなって「今どこ?」ってなります。
裏側にループが出るなら、上糸が弱すぎるか、上糸がきちんとかかっていない可能性が高いです。まずはかけ直し、それでもダメなら少しだけ上糸を強める方向で試すと整理しやすいですよ。
薄手が縮む・丸まるときの考え方
生地がつるっと丸まる・縮む感じが強いときは、上糸が強すぎることもあります。薄手は糸の力に負けやすいので、糸調子を少し弱める、縫い目の長さを少し長くする、三点ジグザグを試す、という順で触ると落ち着きやすいです。
糸調子って「一発の正解」があるというより、布・糸・針の組み合わせで“ちょうどいい点”が変わります。だからこそ試し縫いが最強です。
最終的には説明書が勝つ(機種差が大きい)
糸調子の数値の意味や、機種ごとの適正範囲は違います。特に、ダイヤル表記や初期値が機種でバラバラなので、正確な情報は取扱説明書やメーカー公式の案内をご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
ジグザグミシンのやり方まとめ
ジグザグミシンのやり方は、難しいテクニックよりも「押さえ」「布端の位置」「試し縫い」の3つで決まります。ここが揃うと、設定は微調整で済むようになりますよ。最後に、この記事の内容を“現場で使える形”にまとめておきます。
今日から使える最短ルート(チェックリスト)
- ジグザグ押さえで、手回し当たり確認をしてからスタート
- 布端は約1mm内側を狙い、最初は低速で縫う
- 縫い始めは内側から開始して、あとで切ると安定しやすい
- うまくいかない時は、糸調子をいじる前に糸をかけ直す
トラブル別:迷ったらここに戻る
| 症状 | まずやること | 次にやること | 避けたい行動 |
|---|---|---|---|
| 布端が丸まる・波打つ | 幅を少し狭く/長さを少し長く | 糸調子を少し弱める/三点ジグザグ | 高速で踏み続ける |
| 縫い目が汚い(裏がループ) | 上糸をかけ直す | ボビン確認→少しだけ糸調子 | 糸調子を一気に回す |
| 縫えない・下糸が拾えない | 押さえ確認→上糸かけ直し | 針交換→釜掃除 | 無理に回して悪化 |
| 歪む・曲がる | 速度を落とす | ガイド線を引く/添えるだけ | 布を引っ張る |
もし「押さえの互換性が不安」「針が当たりそうで怖い」という場合は、取り付け方式や針位置の安全確認の考え方をまとめた記事も参考になります。ミシンのファスナー押さえを100均で探す完全ガイド
最後にもう一度だけ。数値設定や操作手順は、機種差が大きいです。正確な情報は取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

